
東京・神奈川で賃貸へ引越す方向けに、主要な電力会社12社を比較。東京電力・東京ガス・オクトパスエナジー・Looopでんきなどの特徴を整理し、結局どんな人にどこがおすすめかを分かりやすく解説します。※本記事にはアフィリエイト広告を含みます。 ※掲載内容は2026年9月時点の情報をもとにしています。料金プラン・キャンペーン・供給条件等は変更される場合がありますので、お申し込み前に各社公式サイトをご確認ください。
記事の監修:及川陽平(宅地建物取引士/FP2級技能士/オイロバ&パートナーズ合同会社 代表)お部屋が決まって、いよいよ引越し。
家具を買って、引越し業者を決めて、住所変更をして……。
ただでさえやることが多いタイミングで、突然出てくるのが、
「電気って、結局どこで契約すればいいの?」
という問題です。
東京なら東京電力でいいの?
東京ガスでも電気を契約できる?
最近よく見る新電力って大丈夫?
比較サイトを開けば何十社も出てくるし、料金表を見ても違いがよく分からない。
「数百円の違いなら、もう誰か決めてくれ……」
と思っている方も多いのではないでしょうか。
私たちXROOMSは、東京・神奈川を中心に賃貸のお部屋探しをお手伝いしています。
実際、お部屋が決まった後には、電気、ガス、インターネット、引越し業者、住所変更など、細かな手続きが一気に発生します。
すべてを何時間もかけて比較するのは大変です。
でも、電力会社選びについては、それほど難しく考える必要はありません。
「自分は何を重視するか」さえ決めれば、候補はかなり絞れます。
この記事では、東京・神奈川で選べる主要な電力会社を一通り確認したうえで、
「普通に賃貸へ引越す人なら、結局どこを選べばいいのか?」
という視点から紹介します。
この記事を読めば、電力会社を延々と比較することなく、自分に合いそうな候補を2〜3社程度まで絞れるはずです。
逆に、何も考えずに今までと同じ会社を契約すると、セット割や自分に合った料金プラン、面白いサービスを知る機会を逃してしまうかもしれません。
とはいえ、何時間も比較する必要もありません。
5〜10分だけ確認して、自分に合った会社を選ぶ。
それくらいで十分だと思います。
それでは早速紹介します。

まずは結論から。
XROOMSなら、こんな基準で選びます。
| こんな人 | おすすめ | XROOMSのひとこと |
|---|---|---|
| 特にこだわりはない。せっかくなら良いところを選びたい | オクトパスエナジー | 迷ったらここ。XROOMSのイチ推し |
| とにかく無難・定番がいい | 東京電力 | 比較すること自体が面倒なら王道 |
| 大手の安心感+ガスもまとめたい | 東京ガス | 無難さとお得感のバランス |
| 電気の使い方まで工夫してみたい | Looopでんき | 少し冒険したい人向け |
| 料金以外の楽しさも欲しい | 北海道電力 | 北海道産ギフトが面白い |
特に理由がなければ、XROOMSのイチ推しはオクトパスエナジーです。
一方で、
「新しいサービスは別にいらない」
という方なら東京電力で問題ありません。
都市ガスも東京ガスなら東京ガスにまとめる。
電気料金を見ながら使う時間を工夫したいならLooopでんき。
北海道が好きなら北海道電力。
このくらいシンプルに考えてもいいと思います。
ただ、
「そもそも他にはどんな会社があるの?」
という方もいると思うので、主要な選択肢も含めて順番に見ていきます。

まず、
「賃貸なのに、自分で電力会社を選んでいいの?」
という疑問からです。
結論として、一般的な賃貸住宅で電気の契約名義が本人になっている場合、基本的には自分で電力会社を選べます。
2016年の電力小売全面自由化によって、一般家庭でも電力会社や料金プランを選択できるようになりました。
資源エネルギー庁も、賃貸住宅で契約名義が本人であれば電力会社の切り替えが可能と案内しています。
つまり、
「東京都の物件だから東京電力しか使えない」
というわけではありません。
東京電力以外にも、東京ガス、オクトパスエナジー、CDエナジーダイレクト、Looopでんきなど、多くの選択肢があります。
例外が、マンション全体で電気をまとめて契約する「一括受電」を採用しているケースです。
この場合には、入居者が個別に電力会社を変更できないことがあります。
分からなければ、管理会社や賃貸借契約時の資料を確認してみましょう。
都市ガスについても自由化されているため、対象エリアであればガス会社を選択できます。
ただし、賃貸住宅のLPガス・プロパンガスについては、建物単位で利用する会社が決められているケースが多く、入居者が自由に変更できないことがあります。
ざっくり覚えるなら、
電気 → 基本的に選べる
都市ガス → 基本的に選べる
プロパンガス → 建物指定のケースが多い
という理解で大丈夫です。

どの電力会社を選ぶか以上に重要なのが、
申し込み自体を忘れないことです。
XROOMSとしておすすめしたいのは、
「入居日が決まったら、そのまま電気・ガスも申し込む」
です。
後回しにしても、ほとんどメリットがありません。
東京ガスでは、新居の電気の開通手続きを引越しの1か月〜1週間前に行うことを案内しています。
特に春の引越しシーズンなどは、直前では希望どおりに手続きできない可能性もあります。
そのため、
遅くとも1週間前程度までには済ませる
くらいで考えておくと安心です。
ガスは、使用開始時に立会いが必要になるケースがあります。
東京ガスでは、引越しに伴うガスの手続きを1〜2週間前程度に行う目安を案内しています。
特に3月・4月や土日、月末は予約が集中しやすいので、
電気よりガスの方を先に押さえる
くらいでもいいでしょう。

東京・神奈川では、かなり多くの電力会社から選べます。
エネチェンジでは、2026年9月1日時点で東京電力エリアについて64社の電力会社を掲載しています。
さすがに64社を一社ずつ比較するのは大変です。
そこで、他の主要な電力比較記事なども参考にしながら、まず知っておきたい主要12社を挙げると次のようになります。エネチェンジではシン・エナジー、TERASELでんき、CDエナジー、idemitsuでんき、ENEOSでんきなどが比較対象として上位に挙げられており、SelectraでもCDエナジー、オクトパスエナジー、東京ガス、idemitsuでんきなどが主要候補として比較されています。
| 電力会社 | どんな会社? |
|---|---|
| 東京電力エナジーパートナー | 首都圏の定番。とにかく無難に選びたい人向け |
| 東京ガスの電気 | 大手の安心感。ガスとまとめられるのも分かりやすい |
| オクトパスエナジー | 東京ガスと英国Octopus Energyによる合弁事業。XROOMSイチ推し |
| CDエナジーダイレクト | 中部電力ミライズと大阪ガス系。料金比較でも頻出する有力候補 |
| TERASELでんき | 伊藤忠エネクスグループ。電気使用量が多い家庭向けプランなどもある |
| シン・エナジー | 電力比較サイトでも料金面で名前が挙がりやすい新電力 |
| ENEOSでんき | ENEOSブランド。大手エネルギー企業の安心感 |
| idemitsuでんき | 出光興産系。自動車・EVを利用する人にも特徴のあるサービス |
| ミツウロコでんき | エネルギー事業で長い歴史を持つミツウロコグループ |
| コスモでんき | コスモ石油系。料金だけでなく特典を組み合わせたプランも展開 |
| Looopでんき | 市場連動型。電気を使う時間を工夫したい人向け |
| 北海道電力 | 東京・神奈川でも契約可能。北海道産ギフトなど独自色が強い |
このほかにも、通信会社系やポイント経済圏と組み合わせた電力サービスなど、まだまだ選択肢があります。
つまり、
東京電力・東京ガス・オクトパスだけを見て決めているわけではありません。
選択肢自体はかなり多いです。
ここがこの記事で一番伝えたいところです。
電力会社を細かく比較し始めると、
基本料金、電力量料金、燃料費調整、市場価格との連動、セット割、ポイント、キャンペーン、解約条件……。
見る項目がどんどん増えていきます。
さらに、どの会社が安くなるかは、
- 一人暮らしかファミリーか
- 毎月どのくらい電気を使うか
- 昼間と夜、どちらで多く使うか
- ガスとまとめるか
- キャンペーンを含めるか
によっても変わります。
実際、2026年9月時点でも、比較サイトによって「一番おすすめ」とする会社は異なります。
エネチェンジの料金ランキングではシン・エナジーやTERASELでんきなどが上位になる条件がある一方、SelectraではCDエナジーダイレクトを総合1位としています。
つまり、
「すべての人に絶対これが最安」という答えを出すのは難しい
ということです。
だからXROOMSでは、
「普通に賃貸へ引越す人が、分かりやすく選ぶならどこか?」
という基準で、次の5社に絞りました。

特に強いこだわりがなければ、XROOMSとして最初におすすめしたいのがオクトパスエナジーです。
日本ではTGオクトパスエナジー株式会社がサービスを展開しています。
オクトパスは近年の電力比較記事でも有力候補として挙がっており、2026年9月のSelectraの比較でもCDエナジーダイレクトに次ぐ上位候補として紹介されています。
XROOMSが推したい理由は、
価格だけではありません。
「聞いたことのない小さな電力会社は不安」
でも、
「せっかく引越すなら東京電力以外も一度見てみたい」
という人に、ちょうどいいポジションだからです。
新しいサービスらしさがありつつ、日本では東京ガスとの関係もある。
申し込みもオンラインで進めやすい。
そのうえで、実際の料金をシミュレーションして納得できれば、そのまま申し込めばいい。
「特にこだわりはないから、バランスのいいところを教えて」
と言われたら、XROOMSではまず候補に挙げます。
ただし、使用量などによって実際の料金は変わります。
「必ず東京電力より安くなる」という意味ではないので、申し込み前に料金シミュレーションを確認してください。
【オクトパスエナジーの料金を確認する】
新しい電力会社について調べること自体が面倒。
これまで東京電力を使っていて、特に不満もない。
それなら、東京電力でいいと思います。
「絶対に新電力へ変更した方がお得」
とまで考える必要はありません。
電力会社を比較する時間もコストです。
多少料金が変わったとしても、
知っている会社をそのまま使える安心感
を重視する人もいます。
とにかく無難が一番。
比較に時間を使いたくない。
そんな方には東京電力が一番分かりやすいでしょう。
「東京電力以外も見てみたいけど、よく分からない会社は少し不安」
という方におすすめなのが東京ガスです。
特に、新居の都市ガスも東京ガスを利用する人には分かりやすい選択肢です。
東京ガスの「基本プラン」では、一定の条件を満たしてガスと電気をセットにすると、電気料金の基本料金と電力量料金の合計から0.5%割引となる「ガス・電気セット割」があります。
0.5%なので、
「これだけで電気代が劇的に変わる」
という話ではありません。
むしろ、
電気とガスを同じ会社で管理できる
という分かりやすさが大きなメリットだと思います。
大手の安心感は欲しい。
でも、せっかくだから東京電力以外も検討したい。
そんな「無難派」の有力候補です。
【東京ガスの電気を確認する】
ちょっと面白い電力会社を使ってみたいなら、Looopでんきも候補です。
Looopでんきの「スマートタイムONE」は、市場価格に連動して電源料金が30分ごとに変化します。
つまり、
「今日は昼の電気が安いから洗濯しよう」
「今は高いから食洗機を少し待とう」
といった使い方ができます。
個人的には、
電気代をちょっとゲーム感覚で考えられる人
に向いているサービスだと思います。
もちろん、市場連動型なのでメリットだけではありません。
Looopでんき自身も、市場価格が落ち着いている時期には固定単価型より安くなるケースがある一方、市場価格が高騰すると高くなるリスクがあると案内しています。
そのため、
「電気代なんて一切考えたくない」
という人にはあまり向きません。
反対に、
新しいサービスが好き。
アプリを見るのが苦にならない。
電気を使う時間を多少ずらせる。
という人には面白い選択肢です。
【Looopでんきを確認する】
最後に、料金比較とは少し違う軸で面白いのが北海道電力です。
「東京・神奈川で北海道電力?」
と思うかもしれませんが、北海道電力は東京都・神奈川県を含む首都圏でも家庭向けに電気を販売しています。
そして面白いのが、北海道らしい特典です。
対象となる「北海道ベーシックプラン」を一定期間利用し、条件を満たすと、北海道産ギフトを選べる特典があります。
公式サイトでは、ジンギスカン、北海道産スイーツ、季節の野菜などが紹介されています。
要するに、
電気を契約していたら、北海道のおいしいものが届く。
これはちょっと楽しくないでしょうか。
もちろん、
「絶対に電気料金を最安にしたい」
という人は、料金比較を優先した方がいいでしょう。
でも電気は、どのみち毎日使います。
それなら、
「なんとなくこの会社好きだな」
で選ぶのもありだと思います。
北海道が好き。
毎年ちょっとした楽しみが欲しい。
そんな方には面白い選択肢です。
【北海道電力の首都圏向けプランを確認する】

電力会社を調べていると、
「結局、どこが一番安いの?」
という話になりがちです。
もちろん、料金は重要です。
でもXROOMSとしては、
電気料金だけで決めなくてもいい
と思っています。
実際、料金比較サイトを見ても、条件によって上位になる会社は変わります。2026年9月時点でも、エネチェンジとSelectraでは上位候補が異なっています。
一人暮らしか。
家族で住むのか。
昼間家にいるのか。
ガスをまとめるのか。
ポイントを使うのか。
キャンペーンを含めるのか。
条件が変われば、結果も変わります。
それなら、
「手続きが楽」
「知っている会社だから安心」
「ガスとまとめられる」
「電気を使う時間を考えるのが楽しい」
「北海道のギフトが届く」
という理由まで含めて決めてもいいのではないでしょうか。
例えば、月100円安い会社を見つけるために2時間比較したとします。
年間差額は1,200円です。
その2時間で家具を探したり、新居の周辺を歩いたりした方が楽しい人もいるでしょう。
逆に、料金表を比較するのが好きなら徹底的に比較すればいい。
電力会社選びにも、その人の性格が出ます。
だからXROOMSでは、
「電気料金ランキング1位はここ!」
だけではなく、
「あなたならどこを選ぶ?」
という視点で紹介しています。

一般的な賃貸住宅で、電気の契約名義が本人の場合は基本的に可能です。
ただし、マンション全体で一括受電をしている場合などは個別に変更できないことがあります。
通常、電力会社を変更するだけで新しく電線を引く必要はありません。
既存の送配電網を利用します。
基本的にはなりません。
資源エネルギー庁は、どの会社から電気を購入しても、電気の品質や停電の可能性などの信頼性は同じと案内しています。
「東京電力の電気は強くて、新電力の電気は弱い」というものではありません。
まとめなくても問題ありません。
例えば、
電気はオクトパスエナジー。
ガスは東京ガス。
という契約もできます。
管理のしやすさを重視するならまとめる。
料金やサービスを重視するなら別々にする。
くらいで考えて大丈夫です。
基本的には変更できます。
そのため、引越し前に悩みすぎる必要もありません。
時間がなければ、まず分かりやすい会社で電気を開始して、生活が落ち着いてから見直す方法もあります。
ただし、契約期間や解約金などの条件は会社・プランによって異なるため、申し込み時に確認しておきましょう。
都市ガスでは、使用開始時に立会いが必要になるケースがあります。
そのため、電気よりもガスの方を早めに予約しておくのがおすすめです。東京ガスも、引越し時のガス手続きを1〜2週間前程度に行う目安を案内しています。
当日対応できる会社や設備もありますが、必ず利用開始できるとは限りません。
スマートメーターの状況や申し込み先によって異なるため、
「当日なんとかなるだろう」
ではなく、事前に申し込んでおくのがおすすめです。
目安としては、引越しの1週間前までには済ませておきましょう。

東京・神奈川では、東京電力以外にも数多くの電力会社を選べます。
この記事で紹介しただけでも、
東京電力、東京ガス、オクトパスエナジー、CDエナジーダイレクト、TERASELでんき、シン・エナジー、ENEOSでんき、idemitsuでんき、ミツウロコでんき、コスモでんき、Looopでんき、北海道電力。
主要な会社だけでもかなりあります。
そのうえで、
「普通に賃貸へ引越す人が、結局どこを選ぶと分かりやすいか?」
というXROOMSの基準で絞ると、こうなります。
| タイプ | おすすめ |
|---|---|
| 迷ったら | オクトパスエナジー |
| とにかく無難 | 東京電力 |
| 大手+ガスとまとめたい | 東京ガス |
| 少し冒険したい | Looopでんき |
| 日常に楽しさが欲しい | 北海道電力 |
もちろん、CDエナジーダイレクトやTERASELでんき、ENEOSでんきなども十分に検討候補です。
それらも含めて主要な選択肢を見たうえで、それでもXROOMSが最初におすすめするならオクトパスエナジー。
というのが、この記事の結論です。
ただし、電気の使用量や世帯人数によって料金は変わります。
気になる会社が2〜3社見つかったら、最後は公式サイトで料金シミュレーションをして決めれば十分です。
そして、電力会社選び以上に大切なのは、
申し込みを忘れないこと。
入居日が決まったら、電気・ガスの手続きも早めに済ませて、新生活の準備を進めていきましょう。
XROOMSでは、お部屋探しだけでなく、電気・ガス・インターネット・引越し業者など、
「部屋が決まった後に、結局何をすればいいのか?」についても、今後分かりやすく紹介していきます。
最後までお読みいただきありがとうございました!













